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読んでいただきたい!今月のお勧めの本「野良犬の値段」上下2巻

「野良犬の値段」 百田 尚樹著

百田尚樹がとうとう「ミステリー」を書いた!

「私たちはある人物を誘拐しました。この人物を使って実験をします」
とても興味津々のキャッチフレーズに思わず書店で手に取りました。

「この誘拐事件は最初から成り立つはずのない犯罪なのだ」ミステリー好きは読まずにはいられないキャッチーな設定です。
今までの「劇場型の人質事件」をモチーフを扱った作品は、大衆と読者はやっぱり観客のままだったのですが、でも今作は違います。
グイグイ大衆と読者を舞台に引っ張りあげ、直接「命の重さ」を問いかけてきます。
自分の「良心」について、もう一度考えさせてくれる作品です。

こんなに犯人に共感して、「捕まらないで!」と応援したのは初めてかもしれません(笑)

私は百田尚樹の作品の中では「影法師」が一番好き(今まで読んだ本の中でダントツにナンバー1です)なのですが、ここ数年百田尚樹作品はあまり引き込まれる著書がなかったのですが久しぶりにワクワクしながら、ページを捲る手が止まりませんでした。

是非是非、読んでいただきたい作品です。

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