読んでいただきたい!今月のお勧めの本「モダンタイムス」
「モダンタイムス」 伊坂 幸太郎著
あの有名小説「魔王」の続編。
恐妻家のシステムエンジニア、渡辺拓海が請け負った仕事は、出会い系サイトにおけるプログラム変更である。
その中、上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。
彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。
この作品は、チャップリンのモダンタイムスをモチーフにしたものである。
現代社会の検索による監視を風刺していると思われるような内容で、検索履歴や個人情報など様々なネットにおける特殊性が表れており、エンターテイメント性がありつつ、現代社会に対する問題意識を考えさせられる小説でした。
今の世の中、この様な事がいつ起きてもおかしくない。
いや、既に起こっておりその中で我々は監視されながら生活しているのではないか。。
便利な社会ではあるが、その反面恐ろしい社会になりつつあるのでは。
個人的に「マイナンバーカード」がその発端になるような気がしてならないのは私だけでしょうか。。
2023年も残り僅かとなりました。
今年も、何とか新しい年を迎えられそうです。
これも単に従業員、お取引様、周りで支えてくださっている皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。
まだ厳しい状況が続きそうですが、これも私自身・会社が成長していく過程の試練として受け止め、更に邁進して参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。