ふと気付けば・・!!
今月は特に何かと慌ただしく・・、
ふと気付けばもう今年もわずか一ヶ月(゜o゜;!
まさしくエーッ!!という感じです。
今月は天皇陛下の即位を祝うパレードがあったり、つい先日はローマ法王が38年ぶりに来日されたり、と様々な出来事がありましたね。
師走に入れば文字通り、更に駆け抜けなければならない事案が山積みなんですが、私は忙しさが結構好きな男なので、12月もきっと超特急で動き回るだろうなと思っているところです。
ただ、最近思うのは、少しばかり年齢も考えてメンテナンスしながら行動しようということです。
何か故障を起こす前に「予防」も大事ですよね。
皆さんもご自愛くださいね。
さて、今月のお勧めの本は、東野 圭吾さんの「赤い指」です。
女の子を殺した息子。その息子を庇う両親。加賀は従兄弟とバディを組み、真相を探る。その一方で、加賀の父親の死期が迫る。
が、知らん顔の加賀。憤る従兄弟。果たして、加賀の思惑は…。と、家族のあり方が描かれた小説だった。
女の子を父親が公園のトイレに遺棄する場面。匂いまで立ち込めてきそうなくらい臨場感があって気持ち悪い。
息子の犯した犯行を家族ぐるみで隠そうとする浅ましさを強調している。
父親の実母がきっかけとなって、話が集結していくが、繋がりが薄い家族の醜さが何とも言えない。
最期に分かる加賀とその父の絆が物語を救う。
今の世の中、本気で子供の事を叱れる親はどのくらいいるのでしょうか。