読んでいただきたい!今月のお勧めの本! 「闇先案内人」
「闇先案内人」 大沢 在昌著
「逃がし屋」という馴染みの薄い稼業を営む主人公と警察官僚が、頼りになる一芸を持ったスペシャリストの仲間たちと、公安やらヤクザや、北朝鮮のやばい連中のオンパレードの中、極秘任務を果たしていく姿をハードボイルドに描いていく!
やばい「客」を追手の届かない闇の先に逃がす。それが「逃がし屋」葛原の仕事だ!
作中の銃撃戦やカーチェイスも、映画の映像が浮かんでくるような描写が多く、臨場感のある小説だった。
登場人物もそれぞれ味があった。結構唐突に終わってしまったので、続編や後日譚など、その後のみんながどうなったか気になった作品でした。
ハードボイルド系の小説なので、気分が落ち込んでいる方などに読んで頂きたいです。
それにしても「大沢 在昌」の小説はエンターテイメントの先端を常に走っていますね。
ちなみにこの小説は20年以上前の作品になります。