読んでいただきたい!今月のお勧めの本!「Cの福音」
「Cの福音」 楡(にれ)周平 著
物流の世界を得意とした楡さんならではの作品でした。
斬新なコカイン密輸方法が描かれており、それはまさに法の眼をかいくぐる方法です。
物流業界にいた経験を持つ筆者の作品なので、おそらく描かれているようなことは実際に起きているのではと想像できます。
ただ、描かれている密輸方法は、主人公恭介の頭脳と格闘能力、運動神経があってこそ成り立つ方法だと思うので、現実的には厳しそうな感じもしますが。。
冒頭に出てくる遺体の正体が最後にやっと分かるストーリーで、ミステリアスな部分も楽しめる作品でした。