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読んでいただきたい!今月のお勧めの本!「田中角栄・100の言葉」

「田中角栄・100の言葉」 宝島社 著

私は歴代の総理大臣の中で一番尊敬する総理大臣が「田中角栄」先生です。
まだ先生がご活躍されている時には、私は幼少期で政治の事など全く分かりませんでしたが、テレビで発言されている言葉を聞いて言葉に対しての「責任」「覚悟」「実行力」を幼いながらにも凄いな、かっこいいなと感じていました。

今回は「宝島社」から発行されております「田中角栄・100の言葉」から、私が特に記憶に残り現在も先生の言葉を思い出しながら実行している箴言(しんげん・教訓・戒めの事を)をいくつか紹介させて下さい。

 

「要件は初めに結論を言え!理由は3つまでだ。3つで説明できない事はこの世にない」

政治家の時に大量の陳情と政治案件を処理しなければならなかった田中角栄は人情の政治家であると同時に「合理性」を何より重んじた政治家だった。
「大切な事、物事の本質はいつも平易で短く表現できる」と言うのが田中角栄の考え方である。

 

「必要なのは学歴ではなく学問だよ!学歴は過去の栄光、学問は現在に生きている」

小学校しか出ていない田中角栄には「学歴」がなかった。
角栄はそれに劣等感を感じたこともあったが、政治家となってからは逆にその学歴のなさを自らの武器として使うようになった。
「学問」とは志を持った人間がいつでも学ぶことのできる「生きるための知恵」だ。
人間にとって本当に必要なものは必ずしも高学歴ではないということを角栄は戦後初めて体現した政治家だった。

 

「大事なのは数字と真実だ!嘘か本当か調べればすぐわかる。根拠に乏しい屁理屈は、たちどころに化けの皮がはがれる」

田中角栄は「情」の政治家であると同時に、数字やデータといった客観指数を重視した。
情報力は政治力である。官僚の作成した予算書を読み込み、数字には具体的な数字で反論する。
選挙の際も議席の数や得票数をピタリと言い当てることで有名だった。

 

今回は3つの箴言を紹介させて頂きました。
皆さんの心に少しでも響く言葉があるのではと思います。

そしてその言葉をこれからの人生の糧として役にたてて頂ければ田中角栄先生も大いに喜ばれると思います。

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