読んでいただきたい!今月のお勧めの本「美丘」
「美丘」 石田 衣良著
「わたしがわたしでなくなったら、太一くんの手で終わりにしてほしい」
キャンパスで自殺を試みようとした美丘を見つけた太一、それが二人の出会い。
同じグループの麻理と付き合うことになっても、美丘への想いは募るばかり。
美丘と一夜を共にした日、美丘が過去の交通事故の手術の影響でクロイツフェルト・ヤコブ病を患っていることを知り、美丘に残された僅かな日々を、自分の全ての時間を美丘に費やす太一。
太一の想いは届くのか。それとも運命は変えられないのか。
僕も愛する人が美丘のように同じような病気になっても、太一のように最後まで支え続ける事ができると思います。
この小説を読み終わった時に、日々起きている仕事のトラブルに頭を悩ませている自分が恥ずかしくなりました。