読んでいただきたい!今月のお勧めの本「特別法第001条ダスト」
「特別法第001条ダスト」 山田 悠介 著
2011年、国はニートと呼ばれる若者たちを「世の中のゴミ」として流罪にする法律を制定した。
それにより、ある日突然孤島に「棄民」された章弘と五人の若者たち。
絶えず襲いかかる敵の襲撃と飢餓の恐怖。
生死を賭けたサバイバルの中で、仲間同士の裏切り、殺し合い、そして友情と恋愛が生まれる。
この島から生きて出られるのか。
500日が近づくにつれて主人公の思考が麻痺していく様は良くも悪くも異常であり、とても面白かった。
父親が殺人犯と成り果て、再会してからの数日からラストへの持っていきかたもスリル満載でした。
山田悠介さんの紡ぎ出す物語はやっぱり読者を魅了しますね。
長編大作ですので、年末年始の長期休暇の間にでも読まれてみては如何でしょうか。
今年最後の「お勧めの本」になりましたが、12月は忙しすぎて正直まだ一冊も読破できていません。
2022年も残りわずかとなりましたが、毎回ブログを読んでくださっている方々を始め取引先の皆様、従業員の皆さん、今年も1年大変お世話になりました。
ありがとうございました。
製造業は厳しい状況が続いておりますが、これも試練と受け止め、新しい分野への進出を視野に入れながら、更に邁進して参りますので来年も宜しくお願い申し上げます。