読んでいただきたい！今月のお勧めの本「再生巨流」

「再生巨流」楡　周平著

組織というものを甘く見ていたのかも知れない・・・・。
抜群の営業成績を上げながら、スバル運輸の営業部次長・吉野公啓は左遷されてしまいます。

ピラニアと陰口される仕事ぶりが、社内に敵を作っていたのです。
打ちのめされた吉野ですが、同じように挫折を味わっている男たちと共に画期的な物流システムの実現に、自らの再生を賭けます。

経財小説に新次元を拓いた傑作！
サラリーマン、特に中間管理職の方には読んでいただきたい一冊です。

「頭に汗をかけ。脳みそにキリをさして、血が吹き出るまで考えろ」
とても記憶に残る一言でした。