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今月のお勧めの本!「カフネ」(2025年・本屋大賞受賞作品)

「カフネ」 2025年「本屋大賞受賞作品」
阿部 暁子 著

「カフネ(cafuné)」はポルトガル語で、「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を意味する。
みんなに愛されていた弟が亡くなった。遺言書には遺産の一部は元カノに渡すよう書かれていた。

元カノに、という不思議な遺言を遂行するため主人公である姉が彼女に会いに行ったことから、外では優等生、でも離婚後やさぐれていた主人公の人生は変わり始める。
主人公の心の動きがとても自然で、同じものは持ってなくても苦しみにも共感して、まるで自分も物語の中を生きているみたいだった。
弟の親友はちょっとどうかと思うけれど、それ以外の登場人物は全員愛おしく、幸せを願わずにはいられない。
現代社会の問題も沢山織り込まれてたのに詰め込み感はなく、とても読みやすかった。

毎日、「仕事」「家事」「育児」に追われ、一時も休む時間もない方が沢山いらっしゃると思います。
私もその中の一人ですが、この小説を読み終わったとき、心の中に新鮮な空気が入り込んできたような気持ちになりました。

お時間がありましたら、是非読んで頂きたい作品です。

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