社長のブログ

今月のお勧めの映画 「キングダム大将軍の帰還」

「キングダム大将軍の帰還」 監督 佐藤 信介

原作もアニメも知らずに入ったキングダムの世界(映画)にここまで魅了されるとは思ってもいませんでした。

今回のキングダムのサブタイトルの意味がもたらす意味が映画を観終わった後に理解できました。
漫画のキングダムはまだまだ続いているようですが、映画では王騎のストーリーに纏めたのは美しく、監督、脚本、俳優、この大事な三要素のそれぞれが互いにインスパイアされているように思いました。
特に王騎の台詞が心に突き刺さり、名言集を出してもいいのではと思う程素晴らしかったです。

例えば・・
策が無ければ力わざです。私から直接指導を受けようとはおこがましいですね。
戦場に自ら飛び込んで習いなさい!目を閉じなさい!開けなさい!敵と味方の顔を見なさい!全体を見なさい!
これが将軍が馬上から見る景色です。
将軍は何万もの味方・敵の死を見てそれを背負うのです。王騎がついていますよ!

こういう言葉のひとつひとつに重みを感じました。

王騎将軍演じる大沢たかおさんの立派な風貌、重い剣を片手で持って馬を駆る筋肉と姿の美しさ、誰に対しても同じく丁寧で独特な話し方をする将軍。
その王騎が最後の闘いで見せた目と顔と怒りは心に突き刺さりました。

主人公の信を助ける。がその時の唯一の目的であった三浦貴大さん演ずる尾到の死はとても大きかったと思います。。

何万もの人間が死ぬと塊でしか把握できない。
でも一人一人に名前があり故郷があり過去があり愛する人や大事な家族がいる。
そのことを三浦さんが繊細に心優しく強く演じていました。

この尾到のシーンがあるからこそ、王騎大将軍の死の間際の言葉が私達の心により強く説得力をもって響いたんだと思います。

戦国時代で行き抜いて来られたご先祖に比べれば
こんな平和な日本で生きていられる事、仕事ができている事、生活できている事に
感謝しなければならないと改めて思い知らされました。

まだ、キングダムの映画を観られていない方は是非1作目からご覧になられてから「キングダム大将軍の帰還」を観に行かれて下さい。

社長のブログ

社長のブログ

検索

お仕事情報